「小さな利益を積んで大きな財産を為す」という新しいコンセプトのファンド運用シミュレーションです。ロボットが選出する銘柄を日々事前公表しています。
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 思いつくまま的日記を書くのはかれこれ9ヶ月ぶり。 いやはや、下書きはたくさんあったのだけれど、推敲する時間が惜しくてほったらかしになっていました。 今日は久しぶりに楽しい飲み会。 その勢いで書いてみたくなった次第です。

 Yahoo Finance というとてもありがたいツールに、私は日々ご厄介になっています。 そのなかに「プロが選ぶチャンス銘柄(株価予想)」っていうコーナーがあって、投資のプロの方々が自分の推奨する銘柄を公表しています。 このコーナーのファンはきっと多いんだろうな。 私もファンです。 でも投資のプロの人たちであっても、案外勝率(騰落の予想が当たった確率)が低いなあって印象、ありませんか? そうした印象を抱いている人は存外に多いんではないかなあ。

 というわけで今日、会社のお昼休みにデータを拾ってみました。 「プロが選ぶチャンス銘柄(株価予想)」に登場する方々のこれまでの公表銘柄数(=勝ち銘柄数+負け銘柄数)と勝率の関係のデータを。 公表しているプロの方全員を拾えたかわからないけれど、私がチェックしたのは計18人。 それら18人のプロの方々の成果をグラフにしたのが下の図です。 下グラフの横軸はプロの方々がこれまでに公表した銘柄数で、縦軸はその公表銘柄のうち勝ちであった銘柄の割合です。

 いやいや、ホンマびっくりしますね。 ここまできれいに傾向が現れるとは思ってもみませんでした。 一言でいえば、「予想する銘柄数が増えるほど、当たりハズレの確率は5分と5分に近づく」ということです。 

 予想する銘柄数が10銘柄くらいまでであれば勝率はすごく高いのだけれど、公表数が50銘柄ぐらいになると勝率は70パーセントあたりまで低下し、さらに100銘柄を超えると勝率は50パーセント(=サイコロを振っても同じようなもの)まで低下する---ということが如実に示されています
 
 さあこれをあなたはどう考える、あるいはどう咀嚼する?
 

          Figure プロが公表したチャンス銘柄数とその勝率
           (Yahoo Finance 「プロが選ぶチャンス銘柄」5/8より)
公表銘柄数と相関係数
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【2013/05/09 00:13】 | 思いつくまま的日記
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 皆さま、お晩でした。 いやいや、本日はたいへん良いお風呂でございました・・・なんて、全部過去形のスタイルで表現するのが函館の方言であったような・・・。

 実は私、今、紀州勝浦の某温泉におります。 遅めの夏休みなんです。 昨日、自動車に嫁と親父、お袋の3人を詰め込んで、名古屋の実家を出発したのが日曜の朝。 本日で2日目です。 紀伊半島を時計回りに一周する計画です。

 最初の計画では嫁とスイスに行くはずだったんだけど、旅行会社の人に時期が遅すぎなんて言われちゃってね。 じゃあ暖かい国ということでシンガポール…そういやお袋がマーライオンなんて言う世界3大がっかり遺産を一度見てみたいなんて言ってたから一緒に連れて行けば親孝行になるな~なんて思ったんだよね。 親孝行だなあ、俺って。 「たぶんお義母さんは旅費を出すって言うから、そのまま甘えてしまえば二重の親孝行になるよ」って言ううちの嫁は今も神童の片鱗が残っているなあ。

 そんなわけでシンガポールを・・・と思ったら、お袋が9月に肺炎をわずらって急に気弱に。 シンガポールじゃなくて国内ならなんとか一緒に行けるかなって言うんで、俺たち夫婦が行ったことのない九州にしよう・・・と思ったら、出来れば自動車で行けるところにしてくれたらねえ・・・なんて言われちゃったわけね。 
 私の実家のある名古屋から自動車で行ける4泊5日の旅なんて、行動範囲も知れてるよなあ。 結局、紀伊半島一周の旅と相成ったしだいなんだな。 でもまあ、今日の那智勝浦の温泉はとても気持ちいいわ。 海を眺めながらぼーっと温泉につかると、世俗の煩わしさもすべて飛んでしまってね、サイコー!! 

 下界の皆さん、すいませんね。 皆さんがお仕事に一息ついてこのブログを見てくださっている頃、私は温泉に浸かっています。


 

  



 
 

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【2012/10/22 23:52】 | 思いつくまま的日記
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 私の東京本宅マンションのインターネットは SoftBank の ULTRA WiFi 4G を使っています。 最大76Mbpsの通信速度が出るモバイルルーターです。 先月まで NTT のフレッツ光だったのですが、ZEN BOOKというおしゃれなウルトラモバイルPCを買ったことだし、 ULTRA WiFi 4G があればモバイルネットも可能になるからと思ったんだよね。

 もちろんソフトバンクはなかなか繋がらないという噂のあることも知っていました。 けれど携帯電話のiPhoneを都内で使っている分には繋がらないなんてことはなかったから、あまり気にもならなったんだよね。 とはいえ何事にも慎重な私は念のためと思って、八重洲地下にあるソフトバンクショップで15日間の無料お試しをお願いしました。 俺はたぶんイケメンなんだろうな、応対してくれたかわいい店員さんはちゃんと貸してくれました。 2週間あれば、じゅうぶんに購入前テストはできるよなー、そして、したつもりだったんだけどなー。

 お試し機を使ったネット環境はまずまず快適でした。 私の親族がいる愛知県丹羽郡扶桑町のあたりではなんと15MbPS(4G)なんていう信じがたい速さ。 10Mbps以下になることがない。 けれど私の別荘がある千葉のピーナッツ市あたりでは1Mbpsも出ない。 そもそも4Gの電波が全然飛んでないんだよな。 で、もっとも重要な東京江東区森下の本宅マンションでは、1~3Mbps(3G)くらい。 江東区森下から菊川あたりでは4Gの電波が飛んでないんだけど、3Gで3Mbpsならまあ我慢できるかなと。

 ちなみに新大橋通りを菊川 → 森下 → 新大橋(隅田川) → 水天宮 → 茅場町 → 八丁堀 と歩いてみると、菊川から新大橋までの江東区内では4Gの電波がぜんぜん飛んでないことがわかります。 ところが隅田川(新大橋)を渡って中央区に入るとしっかり4Gの電波が拾えるんですね。 ああ、江東区は差別されてるんだなあ・・・。 

 まあ江東区の本宅は3Gの3Mbpsで我慢すればいいかと思ってくだんの ULTRA WiFi 4G を購入しました。 ・・・繋がらないんだよな~、自分で買った機械になると。 急に回線が混みだしたのかな? 今日(10月11日)なんか20時ごろからついさっき(23時45分)まで通信速度が測定限界なんだよな。 つまりほとんど繋がらない。 ソフトバンクのTVコマーシャルは自虐なんかではなくて真実を述べていたんだよな。 噂はほんとうだったんだ。

 とにかくモバイルルーターでインターネットに繋ぐしか方法のない今の私にとって、ソフトバンクの自虐的TVコマーシャルは笑い話ではないんですよね。 いやはや困った。 そんな可能性もあろうかとiPhone5は番号ポータビリティ制度を使ってauで申し込みしたんだけど、これは正解だったな。 とは言え、まだお試しもしていないauのiPhone5 のテザリング、ソフトバンク並みだったら悲しいぜ。

 ソフトバンクさん、今日のニュースによれば米国の電話会社を買収するそうですが、金に余裕があるんだったらまずは国内のインフラ整備をちゃんとやってからにしてくれよな!

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【2012/10/12 00:18】 | 思いつくまま的日記
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 システムトレードモデル「ディーリングロボット」は日々投入すべき銘柄と株数を事前に公表しています。 その事前公表データの内容について先月20日過ぎから変更しています。 

 従前では予報銘柄とその騰落正当確率だけでしたが、7月23日からはそれぞれの銘柄の予想収益率も記載しています。

 実をいうと従前のディーリングロボット・モデルでは銘柄ごとの株価のクセをきちんと調整することができていませんでした。 たとえば、ソフトバンクのように日々の変動率の大きなものもあれば新日鉄のように日々の株価変動率が小さいものなどいろいろあるのに、そうした株価変動のクセの調整を完全に修正することができていませんでした。 一応修正式は入っているけれど、あまり効果がなかったというか・・・。 そのためにどうしても、銘柄ランキングをしたときに値動きの荒い銘柄ほど上位にランクされる傾向の出ることが避けられませんでした。

 しかしようやく、そうした株価の変動幅のクセを一律に基準化する方法をようやく思いついた・・・というわけです。 くわしいことはヒミツなのですけど、なんとなく解るかな・・・。 あわせて騰落正当予想確率も、従来の10%刻みからもう少し細かく表示することにしました。 

 この修正がうまく機能すれば、その次はいよいよリスク-リターンのバランスを考えたニューラルネット・ポートフォリオ・モデルの作成に取り組みます。

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【2012/08/13 22:11】 | 思いつくまま的日記
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 きのう、おとといの週末は雨。 お部屋の広さ21平米の東京本宅から120坪の敷地がある千葉の別荘に帰ったものの、あいにくの雨。 とはいえ雨もまた一興、見て! 別荘書斎から眺める裏庭の景色。 まるで絵画のようでしょ? うちに遊びに来る友人たちもほとんど確実に皆感嘆の声を上げてくれます。

 夜、暗い室内からライトアップした庭もこれまた芸術的で、それをぼんやりと眺めるのは私にとってほんとうに至福のひとときなんです。IMG_5579.jpg
 
 写真を拡大するとちょっと奥のほうには竹林が見えるでしょ? これはJRの線路の切土法面に自生している竹なんですよ。 今の時期、新鮮な筍が食べられて、借景と食とで二度おいしいというやつですね。 
 
 新鮮な筍---といっても真竹なので細い筍なんですけど---は、そのままかじってもシャキシャキとした食感でほんのり甘く、なんとも美味です。
 
 でもね破竹の勢いとはこういうことを言うんだねえ。 5年くらい前に生え始めた竹林なんですが年に5メートルくらいずつ生育域を延ばして、昨年ついにうちの別荘の裏にまで尖兵が顔を出し始めたんです。

 下の写真は赤ちゃん竹の子でなんともかわいらしいんだけどね、こんなのがあっちにこっちにもと、今年はもぐらたたき状態なんだよね。
たけのこ1

 ちょっと気を緩めると赤ちゃん竹の子もお昼過ぎから夕方には50センチを超えるくらいになります。 竹の子の横に生えている苗木は花桃です。 画面には写っていないけれど近くに花桃の木があってその実から生まれたんです。 半年かかってこの高さなのに、竹の子は1日で同じ高さになっちゃうんだよね。 すごいよね。 たけのこのこのこ、この子のかあさんだーれ? なんて子どものころ口ずさんだような気がするな。 いやあ、故郷が懐かしくなっちゃったぜ。たけのこ2


 ・・・・・なんてのんきなこと言ってる場合じゃないんだよな、ほんとは。 だってホレ、その前の週末に竹の子尖兵10数本を撃滅したというのに、一週間でこんな風になっちゃうんだよ~~。

 名古屋に住んでるお袋にどーしよーって電話したら「竹は根っこから処分しなきゃ大変よ!」って言うんだけどね。 前週末で10数本刈り取って、この週末も15本以上生えてくる状態じゃ、竹の子軍団に完全包囲されるのはもう時間の問題だよなあ。 別荘まるごと引越しさせてユンボで地面ひっくり返さなきゃ収まんないよー!!
たけのこ3


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【2012/07/09 20:46】 | 思いつくまま的日記
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  日経新聞夕刊に「ウナギ産卵 観察に挑戦 --しんかい6500、グアム島周辺で--」なんて記事が出ていました。 しんかい6500という海洋研究開発機構の潜水艇を使って、実際のウナギの産卵時における行動を観察しようという試みなんだそうです。

  広い海のなかでそれを見つけよう、しかも水深200メートルあたりで、というわけですから大変ですね。 一昨日にこの欄で書いたシーラカンスの撮影と同様に、何年もかかってしまうかもしれませんね。 でもウナギの産卵の現場が発見されたらいいですね。 

 しんかい6500で思い出したのがコネクター。 しんかい6500の先代はしんかい2000です。 しんかい2000は潜水艇の技術がまだじゅうぶんでなかったときに設計された機械なので、けっこう試行錯誤する部分があったようです。 潜水艇のフレームに大きな木片を針金で縛って浮力の前後左右のバランスをとっていた---このことはいつだったかこの欄でも書いたよね---のはそれだし、ケーブルコネクターの構成を小型分散にするか大型集中のものにするべきかなんて問題もありました。

 しんかい2000の耐圧殻(人が乗る球)の中から艇の外部のさまざまな装置に指示をおくるために電気ケーブルを延長しなりません。 そのケーブルを長く延ばすためのつなぎ目に使うのがコネクターなんですが、当時は小さなサイズのものであれば100パーセントの信頼性がありました。 けれども小さなサイズのコネクターだとたくさんの数を使わなければなりません。 海洋学者の人たちの多くは、コネクターの数は増えても信頼度100パーセントなんだから小さなコネクターを使うべきだという人が多かったように思います。 機械としての信頼性、乗り物としての安全性、そして早期稼働への期待を考えれば当然であったでしょう。

 いっぽうメーカーの三菱重工は未経験ではあるものの大きなコネクターにこだわりました。 メーカーであればこれまた当たり前でしょうね、その選択は。 でも案の定、コネクター部の故障(海水がコネクターから漏水して電気ショートするわけ)が相次ぎました。 ですから「しんかい2000の本格稼働がコネクターのせいでずいぶん遅れている」なんて悪口をよく耳にしました。 けれどもついには三菱重工も大型コネクター製造のノウハウを得て、しんかい6500につなげていくわけなんですけどね。

 数が増えて扱いがめんどうになるけれど信頼性の高い小さなもので全体を構築すべきか、リスクはあるけれど扱いの簡単なもので単純な全体構成とすべきか---というのは、その目的とリスク許容度によって決めることなんだろうと私は思います。 同じ目的でも立場が違えば、選択の結果も異なるという好例ですね。

 ひるがえって資産運用の世界でそのことを考えてみると、間違いなく投資工学というのはメーカー側の理屈で成り立っていると私は思います。 いっぽう運用を委託する側のお客さんはたぶん、海洋学者の立場でものを考えるでしょう。 ここに委託側と受託側の意識の差が発生するわけですが、ここは事前のお話し合いで折り合いをつけるのがふつうです。 そしてたいてい、委託側はリスクという受託側つまり運用側の甘言に惑わされ、問題の本質をはぐらかされるのです。

 なぜなら、投資工学は株価がランダムウォークであることを前提に構築されているけれども、株価の動きが恒常的にランダムウォークである保証がまったくないからです。 それどころか私が1990年代前半に調べたかぎりでは、『どんな銘柄も、日足も週足も月足も、ランダムと判断しても良い時期とトレンドを形成していると判断すべき時期とが交互に不規則に発生している』-----ということは、投資工学的計算にもとづくリスクというのは信頼できるものなのか? 
 
 たとえばこんな例を考えてみましょう。 重力加速度は通常9.8メートル/秒^2なんだけれど、極めてまれではあるが突然11.8になったり7.6になったりする・・・という状況下でH2Aロケットを発射できるかどうか。そんな環境下でロケットを飛ばそうとする会社にあなたは高価な人工衛星の打ち上げをたのみたいか? そんないい加減な環境下でロケットを飛ばそうとする業者は大バカ野郎でしょうが、そうした業者に衛星の打ち上げを依頼するあなたも、たぶん、おバカさん。

 でも運用の業界には、そうしたおバカさんがたくさんいるような・・・「暴走しないようリスクをきちんと毎日計算しているからリスク・コントロールはだいじょうぶ」 なんて脳天気に信じてはいないかな。 その計算上のリスクはきっちり重力加速度が9.8メートル/秒^2であることを前提にしたうえて意味のあるものであって、重力加速度が11.5のときにはなんの意味もないことをあなたは失念してしまってはいませんか?  重力加速度が7.0にたまたまなってしまったときにはロケットもろとも衛星は宇宙のどっかへぶっ飛んでしまって南無阿弥陀仏・・・想定外でしたなんて言い訳するはめにはならないかな? ホレホレ、あんたが加入してる年金基金はだいじょうぶか?
 
 

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【2012/05/18 13:22】 | 思いつくまま的日記
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前回の日記は2月半ばだから、かれこれ3ヶ月間文章を書かなかったなあ。 

 前回、お金の膨張と海の膨張・・・なんて書きながら途中でやめてしまったのは特別理由があるわけでなく、今回ふたたび書き始めたのも特別理由があるわけでなし。 でもこの欄を書くのに1時間は必要なので、毎日書くというのは会社勤めにとってはけっこうたいへんです。

 前回、海の膨張のことで書こうと思いながら気になっていたのは、海水の熱膨張係数(膨張率)というのは真水のそれにくらべると---海水の水温と塩分濃度によっていろいろ変わるのだけれど---3倍から10倍も大きいということを皆に教えたかったんです。
 気候温暖化で海水も温まって、そのせいで海面上昇が起きることは今や常識。 でもその海面上昇の大きさの見積もりは、ほとんど確実に淡水(真水)の膨張係数を使って計算されています。 環境の専門家と称する人たちでさえそうです。 ですから海面上昇の大きさは、真水として計算した値のすくなくとも3倍くらいにはなるということです。

 私は学生時代に海洋学を専攻していたから、”海水の熱膨張係数は淡水のそれとは違う”ということをなんとなく記憶していたのですが、それでも実際にその膨張係数の値を見つけるのにひと苦労。 ようやく見つけたのは東海大学出版会の海洋物理Iのテキストのなかにある小さなグラフだけ。 理化学辞典にも見つからないし理科年表にもそれは載っていない。 これじゃ環境の専門家といえども海面上昇の大きさを過小評価してしまうのは致し方なし。 

 さて、福島件の水族館「アクアマリンふくしま」がインドネシアの海でシーラカンスの撮影に成功したとのニュース、ちょっと感慨深いところがありました。 2007年初夏、恩師の定年退官のパーティーがありました。 そこでお会いしたのが動物写真家をやっている某先輩。 彼曰く、「福島の水族館とと共同でシーラカンスを探しにいくんだけどね、シーラカンスを見つけるための環境ファクターって何が考えられる?」
 
 私以外、皆、海洋あるいは水産系の仕事をしている大先輩たちばかりですから、海水の塩分だ、温度だ、潮流だ、照度だ・・・なんてオーシャンチックないろんな意見が出ました。 私も何か言わなきゃいかんと思って、むかし飼っていた金魚のことを思い出しながら、「シーラカンスの身になって想像すれば、やっぱり住処と餌の在処(ありか)でしょ」なんて発言したのは良い思い出です。 意見出尽くしの頃合いを見計らってその先輩、「でもシーラカンスが何食ってどんなところが好きか、ぜんぜんわかんないんだよね」っていうもんだから、皆、大笑い。 結局のところゼロから手探りで試行錯誤するしかなかったんだね。 その先輩が今回の発見に関わっていたのかどうか定かではないけれど、もしその先輩の仕事として今回の発見があったのならうれしいな・・・。

 それにしても私は驚きました。 新聞によれば2005年からのプロジェクトということですから、撮影成功までにかれこれ8年も費やしたということですね。 アクアマリンふくしまという水族館の財政がどんな規模なのか知りませんが、一地方水族館がこんな金のかかるプロジェクトをよくもこれまで続けてこられたなあと驚きます。 ともあれ、これが福島復興の励みになればいいですね。

 相場はさっぱり振るいませんね。 案の定、ギリシャは国民全体やけくそ気分、ユーロ離脱への一本道まっしぐら。 フランスも我慢くらべに耐えられなくなってきた雰囲気ですね。 フランスのオランドさんは「国民生活に配慮しながら経済成長を促す政策を重視する」方針なんだそうで、言葉としてはとても心地よいですね。 みんなハッピーになれそう。 けれどそんな都合のよい具体的な政策なんて想像したくても想像できないぜ。 要はユーロ維持のための拠出金もこれからはほどほどに留めたいという意思表示なんでしょう。 これで、ユーロ圏維持のために最後の最後までがんばるのはドイツだけ---そんな印象を受けます。 

 ふと思い出した言葉: 「エントロピー増大の法則」。 状態は外力(系の外からのエネルギー)が与えられなければ、秩序ある様から次第に無秩序な様へと変化する、というのがエントロピー増大の法則というやつです。 どこかで聞いたことがあるという人も多いのではないかな。 今から30年くらい前、なぜかやたら社会現象をエントロピー増大の法則になぞらえて表現する論調が流行りました (もしかしてボクのまわりだけ?)。

 文化も価値観も違う国ぐにが寄り集まってできたユーロ圏、それを維持するにはそれなりのエネルギー(コスト)を払わなくてならない。 けれどそのコストに我慢ができなくなったときその系が無秩序の方向に遷移しはじめるのは自然の法則=エントロピー増大の法則そのものなんだろうなあ。 かくしてユーロは崩壊・・・へと進んでいくんだろうなあ。

 

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【2012/05/15 23:46】 | 思いつくまま的日記
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 日銀が新たな金融緩和策を発表しました。 ”10兆円をあらたに金融資産の購入用に”というような文を同僚のパソコン画面でちらっと目にして、そそっかしい私は 「ほお!」っと口に出してしまって、別の同僚に「東金市の発砲事件の暴力団員でもつかまったの?」なんて質問されちゃって、なんて言おうかリアクションに困った私でした。

 そんなトボけた質問は無視して・・・こりゃまた日銀は、欧州債務問題が大揺れに揺れて相場大暴落になるかもしれないことへの準備を始めたのか、あるいはETFでも買い込んでPKO(stock Price Keeping Operation)でもやってくださるんかなとクイック端末で株価(日経平均)をみたら、こんどは「え??」なんて声が出てしまったのだけど、これはお隣にいた同僚にも無視されてしまった私でした。 

 金融緩和ならお金は市場にあふれて株は絶対に買いだよな!!って頭があったもんですから、日経平均株価はぶっ飛んでるにちがいない!とひらめいたわけです。 ところが前日比たったの52円高で終わったというクイック端末の表示に、私にはマイナス方向の大きな驚きだったわけ。 しかも東証の売買代金は昨日よりもすくないレベルですから、ほとんど日銀の金融緩和策はほとんど株式市場では無視されてしまったのかと・・・。

 記事をおちついて読んでみると10兆円の基金増額はおもに長期国債の購入にあてられるとのことで、なるほど、株式のPKOをしてくれるというわけではないんですね。 がっかり。 「なあんだ、国債を直接引き受けるということなんですか」とは思いませんでしたが、「日本国債が欧州債券に引きづられて大暴落しそうになったときの日本国債PKO用の実弾」かと勘ぐったのはたしかです・・・が、口には出しませんでした。 

 ともかく日銀は長期国債の購入で長期金利を物価上昇率を1パーセントを目指すというかんがえを明示したそうで、それは実質的な「インフレターゲット」と誰しも理解したわけですから、今後の日銀の発表がたのしみになってきたな。


 けさの日経新聞に気象庁が水深700メートルまで水温の分析をしたとの記事。 たぶん99パーセントの人には興味のない話なんでしょうが、私は院生のときからずーっと気になっていたことなので今日の日記はこれをテーマに!と決めていたんですよね。 海が膨張するってことをほとんどだれも知らなかったでしょ? ・・・あしたコメントすることにします。 おやすみ

【2012/02/14 23:05】 | 思いつくまま的日記
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 日経新聞朝刊に3日間にわたって掲載された「経済教室: 新・エネルギー戦略㊤㊥㊦」はけっこう勉強になりました。 お昼休みにじっくりと3編とおして読みなおしてみました。 ひさしぶりに居眠りなしのお昼休みとなりました。 

 3つの論文からは、3.11いらい自然ネルギーに傾斜している世論に歯止めをかけたい、あるいはこれまで営々と築いてきたハードエネルギーによる集中型エネルギーを正統とする方向へ世論を誘導したい・・・そんな意図を汲み取ることができます。 しかも3つの論文は序破急の作法にのっとっていて、思想的緩急をよくかんがえてた構成になっています。 最初の論者で全体観を、2番目の論者でちょっと過激に読者を刺激して、3番目の論者で論をうまくまとめています。

 3人の論者の論ずるところは、エネルギー供給源には多様性が必要であるということ、けれどそこには軸となるエネルギーがあるべきでそれは濃いエネルギー(化石燃料のようなエネルギー密度の高いエネルギー)であることが必要、濃いエネルギーとはいっても石炭・石油という従来型のものではなく温暖化ガスの排出がすくない非従来型化石燃料または小型・新型の原子力を軸とすべき・・・・・ということになりましょう。

 ついでに言えば3人の論者=濃いエネルギー派の方々が論を展開するうえでの尺度・視点は経済合理性・効率性です。 すでにその点で自然エネルギー(エネルギー密度の低い=薄いエネルギー)志向の人たちとは意見が噛みあわないことでしょう。 もうひとつ3人の論文で気になったのは、非従来型のエネルギー開発については”進歩している”と主張するものの、自然エネルギーについてはナマの自然エネルギーの特質にもとづいて論じている点です。 いまや自然エネルギーとその貯蔵技術は、中長期のスパンで戦略をかんがえるならなおのこと、セットで検討するのが当然だと私はおもうのですが・・・

 薄いエネルギー派の人たちの論の尺度はたぶん、濃いエネルギー派の人たちが論の拠り所とする経済合理性ではないでしょう。 というより、濃いエネルギー派の人たちはリスク項がゼロでの経済合理性、いっぽう薄いエネルギー派の人たちの経済合理性はリスク項をゼロとかんがえない状況下での経済合理性というべきかもしれません。

 3.11以前、電力会社や国は原子力について”絶対安全”、”多重防御”、”一流の専門家による検討”などと主張しつつリスク・ゼロとしてきたわけですが、それは結局まちがいでした。 発電プラントが崩壊するリスクと崩壊したのちの補償コスト、プラントを設置することにともなう自然や環境の喪失リスクと効用、プラントを廃棄するときのコストなどなど、そうした諸々のリスクやコストを国のエネルギー戦略でも重要な項としてかんがえるべきだ---そうした総合的視点を軸にするというのが薄いエネルギー派の本質なのだと私は理解しています。

 ただ薄いエネルギー派の人たちの主張も、今は2つの流れがあるように私はおもいます。 ひとつは原子力発電所の代替としての大規模自然エネルギー・プラントで集中発電・供給するハード・タイプです。 ソフトバンクの孫社長が提唱するのがこれですね。 もうひとつはその地にあった中小規模自然ネルギー施設を多数分散配置することによるネットワーク型のソフト・タイプ。 これこそがエイモリー・ロビンスが提唱した「ソフト・エネルギー・パス」だとおもいます ( 「新・エネルギー戦略㊥」の論者はこの2つの流れを混同しておられるようにおもいます)。

 今回の3人の論者は経済合理性を軸に、あるいはそれにもとづく市場原理にしたがって国のエネルギー戦略は選択されるべきと主張しているわけですが、たしかにそうしたかんがえ方もいいかもしれません。 そうではなく国民の安全と安心を軸に国民があえてきびしい道を選択するのならそれも悪いことではないでしょう。 たしかに産業界には打撃が出るかもしれませんが、それをバネにして新しい何かが生まれるかもしれません。 結局それのどちらを選ぶかは国民が自らの価値観にもとづいて積極・能動的に決める問題であって、㊥の論者がいうような”市場原理で決めるべき問題”---ではないと私はかんがえます。

 
 最後にあなたにだけ教えちゃおう、私が環境コンサルタントであったときの話。
 それは某県の某村に仕事の打ち合わせで某村役場にいったときのことでした。 その村は原子力発電所が立地していて、交付金がたんまり。 だから道路もどこの施設もとてもりっぱでした。 でも人はほとんどみかけませんでしたけどね。 駅前の広場には放射線量をしめす電光掲示版があります。 原発村らしくてとてもほほえましく思えて記念撮影、しようとしたらカメラをもってこなかったことに気づいた。 

 役場の総務部長さんと会議室で2時間のミーティングです。 でも20、30分おきに若手の職員がメモをもって入ってきます。 「お忙しければ、しばらくお待ちしますよ」と私は声をかけたところ、総務部長は「いやいや、いつものことだから」 そして若い職員が「じゃあ、発表しますか?」と部長に問うと、「発電所に発表していいか聞いてからにしてよ」っていうんです。 

 私の部下が「原発に何かあったんですか?」ってのんきな顔して聞くもんだから、部長さんもついつられちゃったのかなあ・・・「変な数字がでるんだよ。 きょうはちょっとその回数が多いんだ」 以降の会話は省略いたします・・・・・・・でも考えてみよう! 原発に関係する変な数字、しかも村民に知らせることが必要なこともある数字って、さあ、な~んだ? 答えがわかっても、どこの村かなんて聞かないでね。 
 
 ミーティングが終わったら交付金成金の村見物をしようなんて話していた私たちは、意気地なくそそくさと東京へ逃げ帰りました。 いまから15年ちょっと前のお話でした。

 

【2012/02/09 23:15】 | 思いつくまま的日記
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 けさの日経新聞、半導体3社=ルネサステクノジー、富士通、パナソニックが共同で、かつ官もくわわって新会社を立ち上げるのだそうです。 半導体業界はたいへんなんですね、証券業界もたいへんですけど。

 「さらに、経営再建中のエルピーダメモリから国内唯一の生産拠点である広島工場を買い取る方向で、つ目の協議にはいっている(日経朝刊2/8)」 なアーーーんだ、3社と官の共同会社設立というのはエルピーダメモリ救済のしくみだったんですね。 さいしょからそう言ってくれれば気持ちよくスッキリ理解できたのにね。 エルピーダは台湾の半導体メーカーかPCメーカーの傘下になるんだろうなんて妄想していたんだけど、やっぱり私の予想は妄想でした、チャンチャン。

 この半導体3社の事業統合のストーリーをかんがえた人、官の人なんでしょうが、やっぱり頭いいわ。 エルピーダの救済策とは受け取られないよう、とても納得的なストーリーを創作しました。 でも3社をウンと言わせるまでには相当な恫喝が必要だったでしょうね。 あっ誤植です、相当な努力が必要だったんでしょうね。 これぞ「ストーリーとしての競争戦略」、一本も二本も取られました。 でもさすが東芝、このお仲間にはいっていません。 さすが東芝は賢いな。

 エルピーダはこれで重石がすこしばかり取れたということで、「私、××に身売りします」なんて決意をとつぜん表明するかもしれんぞ!  でも、俺はもうびっくりしないぞ!!


 同じく、けさの日経新聞の経済教室「新・エネルギー政策㊥: 『再生可能』の限界認識を」という論文、興味深いですね。 勉強になりました。 エネルギー・環境問題研究所の所長さんの論は説得的な部分もあるのだけれど、ほとんど確実に自然エネルギー志向派のひとたちを説得する・納得させることはないな。 なんせ自然エネルギー派の人たちの論点と氏の論とは、視点がちがっていますもんね。

 ・・・きょうは親友ののもっちゃんと一杯やってきました。 酔いがまわってきて、これ以上書けません。 つづきはあした。 おやすみなさい・・・ 

【2012/02/08 23:09】 | 思いつくまま的日記
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