「小さな利益を積んで大きな財産を為す」という新しいコンセプトのファンド運用シミュレーションです。ロボットが選出する銘柄を日々事前公表しています。
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 日銀が新たな金融緩和策を発表しました。 ”10兆円をあらたに金融資産の購入用に”というような文を同僚のパソコン画面でちらっと目にして、そそっかしい私は 「ほお!」っと口に出してしまって、別の同僚に「東金市の発砲事件の暴力団員でもつかまったの?」なんて質問されちゃって、なんて言おうかリアクションに困った私でした。

 そんなトボけた質問は無視して・・・こりゃまた日銀は、欧州債務問題が大揺れに揺れて相場大暴落になるかもしれないことへの準備を始めたのか、あるいはETFでも買い込んでPKO(stock Price Keeping Operation)でもやってくださるんかなとクイック端末で株価(日経平均)をみたら、こんどは「え??」なんて声が出てしまったのだけど、これはお隣にいた同僚にも無視されてしまった私でした。 

 金融緩和ならお金は市場にあふれて株は絶対に買いだよな!!って頭があったもんですから、日経平均株価はぶっ飛んでるにちがいない!とひらめいたわけです。 ところが前日比たったの52円高で終わったというクイック端末の表示に、私にはマイナス方向の大きな驚きだったわけ。 しかも東証の売買代金は昨日よりもすくないレベルですから、ほとんど日銀の金融緩和策はほとんど株式市場では無視されてしまったのかと・・・。

 記事をおちついて読んでみると10兆円の基金増額はおもに長期国債の購入にあてられるとのことで、なるほど、株式のPKOをしてくれるというわけではないんですね。 がっかり。 「なあんだ、国債を直接引き受けるということなんですか」とは思いませんでしたが、「日本国債が欧州債券に引きづられて大暴落しそうになったときの日本国債PKO用の実弾」かと勘ぐったのはたしかです・・・が、口には出しませんでした。 

 ともかく日銀は長期国債の購入で長期金利を物価上昇率を1パーセントを目指すというかんがえを明示したそうで、それは実質的な「インフレターゲット」と誰しも理解したわけですから、今後の日銀の発表がたのしみになってきたな。


 けさの日経新聞に気象庁が水深700メートルまで水温の分析をしたとの記事。 たぶん99パーセントの人には興味のない話なんでしょうが、私は院生のときからずーっと気になっていたことなので今日の日記はこれをテーマに!と決めていたんですよね。 海が膨張するってことをほとんどだれも知らなかったでしょ? ・・・あしたコメントすることにします。 おやすみ
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【2012/02/14 23:05】 | 思いつくまま的日記
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 日経新聞朝刊に3日間にわたって掲載された「経済教室: 新・エネルギー戦略㊤㊥㊦」はけっこう勉強になりました。 お昼休みにじっくりと3編とおして読みなおしてみました。 ひさしぶりに居眠りなしのお昼休みとなりました。 

 3つの論文からは、3.11いらい自然ネルギーに傾斜している世論に歯止めをかけたい、あるいはこれまで営々と築いてきたハードエネルギーによる集中型エネルギーを正統とする方向へ世論を誘導したい・・・そんな意図を汲み取ることができます。 しかも3つの論文は序破急の作法にのっとっていて、思想的緩急をよくかんがえてた構成になっています。 最初の論者で全体観を、2番目の論者でちょっと過激に読者を刺激して、3番目の論者で論をうまくまとめています。

 3人の論者の論ずるところは、エネルギー供給源には多様性が必要であるということ、けれどそこには軸となるエネルギーがあるべきでそれは濃いエネルギー(化石燃料のようなエネルギー密度の高いエネルギー)であることが必要、濃いエネルギーとはいっても石炭・石油という従来型のものではなく温暖化ガスの排出がすくない非従来型化石燃料または小型・新型の原子力を軸とすべき・・・・・ということになりましょう。

 ついでに言えば3人の論者=濃いエネルギー派の方々が論を展開するうえでの尺度・視点は経済合理性・効率性です。 すでにその点で自然エネルギー(エネルギー密度の低い=薄いエネルギー)志向の人たちとは意見が噛みあわないことでしょう。 もうひとつ3人の論文で気になったのは、非従来型のエネルギー開発については”進歩している”と主張するものの、自然エネルギーについてはナマの自然エネルギーの特質にもとづいて論じている点です。 いまや自然エネルギーとその貯蔵技術は、中長期のスパンで戦略をかんがえるならなおのこと、セットで検討するのが当然だと私はおもうのですが・・・

 薄いエネルギー派の人たちの論の尺度はたぶん、濃いエネルギー派の人たちが論の拠り所とする経済合理性ではないでしょう。 というより、濃いエネルギー派の人たちはリスク項がゼロでの経済合理性、いっぽう薄いエネルギー派の人たちの経済合理性はリスク項をゼロとかんがえない状況下での経済合理性というべきかもしれません。

 3.11以前、電力会社や国は原子力について”絶対安全”、”多重防御”、”一流の専門家による検討”などと主張しつつリスク・ゼロとしてきたわけですが、それは結局まちがいでした。 発電プラントが崩壊するリスクと崩壊したのちの補償コスト、プラントを設置することにともなう自然や環境の喪失リスクと効用、プラントを廃棄するときのコストなどなど、そうした諸々のリスクやコストを国のエネルギー戦略でも重要な項としてかんがえるべきだ---そうした総合的視点を軸にするというのが薄いエネルギー派の本質なのだと私は理解しています。

 ただ薄いエネルギー派の人たちの主張も、今は2つの流れがあるように私はおもいます。 ひとつは原子力発電所の代替としての大規模自然エネルギー・プラントで集中発電・供給するハード・タイプです。 ソフトバンクの孫社長が提唱するのがこれですね。 もうひとつはその地にあった中小規模自然ネルギー施設を多数分散配置することによるネットワーク型のソフト・タイプ。 これこそがエイモリー・ロビンスが提唱した「ソフト・エネルギー・パス」だとおもいます ( 「新・エネルギー戦略㊥」の論者はこの2つの流れを混同しておられるようにおもいます)。

 今回の3人の論者は経済合理性を軸に、あるいはそれにもとづく市場原理にしたがって国のエネルギー戦略は選択されるべきと主張しているわけですが、たしかにそうしたかんがえ方もいいかもしれません。 そうではなく国民の安全と安心を軸に国民があえてきびしい道を選択するのならそれも悪いことではないでしょう。 たしかに産業界には打撃が出るかもしれませんが、それをバネにして新しい何かが生まれるかもしれません。 結局それのどちらを選ぶかは国民が自らの価値観にもとづいて積極・能動的に決める問題であって、㊥の論者がいうような”市場原理で決めるべき問題”---ではないと私はかんがえます。

 
 最後にあなたにだけ教えちゃおう、私が環境コンサルタントであったときの話。
 それは某県の某村に仕事の打ち合わせで某村役場にいったときのことでした。 その村は原子力発電所が立地していて、交付金がたんまり。 だから道路もどこの施設もとてもりっぱでした。 でも人はほとんどみかけませんでしたけどね。 駅前の広場には放射線量をしめす電光掲示版があります。 原発村らしくてとてもほほえましく思えて記念撮影、しようとしたらカメラをもってこなかったことに気づいた。 

 役場の総務部長さんと会議室で2時間のミーティングです。 でも20、30分おきに若手の職員がメモをもって入ってきます。 「お忙しければ、しばらくお待ちしますよ」と私は声をかけたところ、総務部長は「いやいや、いつものことだから」 そして若い職員が「じゃあ、発表しますか?」と部長に問うと、「発電所に発表していいか聞いてからにしてよ」っていうんです。 

 私の部下が「原発に何かあったんですか?」ってのんきな顔して聞くもんだから、部長さんもついつられちゃったのかなあ・・・「変な数字がでるんだよ。 きょうはちょっとその回数が多いんだ」 以降の会話は省略いたします・・・・・・・でも考えてみよう! 原発に関係する変な数字、しかも村民に知らせることが必要なこともある数字って、さあ、な~んだ? 答えがわかっても、どこの村かなんて聞かないでね。 
 
 ミーティングが終わったら交付金成金の村見物をしようなんて話していた私たちは、意気地なくそそくさと東京へ逃げ帰りました。 いまから15年ちょっと前のお話でした。

 

【2012/02/09 23:15】 | 思いつくまま的日記
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 けさの日経新聞、半導体3社=ルネサステクノジー、富士通、パナソニックが共同で、かつ官もくわわって新会社を立ち上げるのだそうです。 半導体業界はたいへんなんですね、証券業界もたいへんですけど。

 「さらに、経営再建中のエルピーダメモリから国内唯一の生産拠点である広島工場を買い取る方向で、つ目の協議にはいっている(日経朝刊2/8)」 なアーーーんだ、3社と官の共同会社設立というのはエルピーダメモリ救済のしくみだったんですね。 さいしょからそう言ってくれれば気持ちよくスッキリ理解できたのにね。 エルピーダは台湾の半導体メーカーかPCメーカーの傘下になるんだろうなんて妄想していたんだけど、やっぱり私の予想は妄想でした、チャンチャン。

 この半導体3社の事業統合のストーリーをかんがえた人、官の人なんでしょうが、やっぱり頭いいわ。 エルピーダの救済策とは受け取られないよう、とても納得的なストーリーを創作しました。 でも3社をウンと言わせるまでには相当な恫喝が必要だったでしょうね。 あっ誤植です、相当な努力が必要だったんでしょうね。 これぞ「ストーリーとしての競争戦略」、一本も二本も取られました。 でもさすが東芝、このお仲間にはいっていません。 さすが東芝は賢いな。

 エルピーダはこれで重石がすこしばかり取れたということで、「私、××に身売りします」なんて決意をとつぜん表明するかもしれんぞ!  でも、俺はもうびっくりしないぞ!!


 同じく、けさの日経新聞の経済教室「新・エネルギー政策㊥: 『再生可能』の限界認識を」という論文、興味深いですね。 勉強になりました。 エネルギー・環境問題研究所の所長さんの論は説得的な部分もあるのだけれど、ほとんど確実に自然エネルギー志向派のひとたちを説得する・納得させることはないな。 なんせ自然エネルギー派の人たちの論点と氏の論とは、視点がちがっていますもんね。

 ・・・きょうは親友ののもっちゃんと一杯やってきました。 酔いがまわってきて、これ以上書けません。 つづきはあした。 おやすみなさい・・・ 

【2012/02/08 23:09】 | 思いつくまま的日記
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  本日の東証売買代金は1兆1000億円少々、なかなか資金は株に入ってこないですね。 ディーリング・ロボットとしては、せめて株価の上下動だけでも大きくなってほしいのですが、相場の女神様はこちらを向いてくださいませんね。 俺ってとてもいい男なんだけどな。 もしかして相場の神様は男だったのかな?

 ギリシャ債務問題がなかなか解決への道筋がみえませんね。 今朝の日経新聞によれば、EUなどはギリシャに対して追加の金融支援をする条件として年金や賃金カットなどの上乗せを求めているが国内の反発がつよくて実現するかどうか不透明なんだとか。 

 ギリシャは昨年10月、債務の50パーセントをチャラにしてもらっています。 が、それでも追加支援がつぎつぎと要請されてきたのは衆知のことですね。 欧州のお父さんとお母さんであるドイツやフランスにしてみれば、ギリシャというのはとんだ放蕩息子というところでしょうね。  「ギリシャが誤った方向に向かっていると確認された場合、EUによる次の支援はない。 すなわちデフォルトとなる」(ユーロ圏財務省会合のユンケル議長:日経新聞)と発言したそうですが、ほとんど最後通告のようなお言葉です。 けれどギリシャ国内では国民が政府の施策に反発を強めていて大規模ストもありそうなんだとか。 ギリシャの人たちものんきだね。  

 親友の新ちゃんの見立て;「ギリシャのデフォルトにはじまってスペインやポルトガルもそれにつづいて、やがてEUは崩壊へ・・・」どおりにすすんでいくような気がしてきました。 しかしつづけて、「そうしたデフォルトが発生しても、デフォルト前に債務の削減などで徐々に損だししていくから、パニック的な景気落ち込みはないだろう。 じわじわと落ちて行く状況がつづく;数年にわたって継続するだろう」

 ところでギリシャはユーロ圏の国だからユーロ圏内では為替調整機能がはたらかない、したがって観光立国だからといって近隣諸国から観光客を呼び込むことは容易でなさそう。 じゃあ、どうやってギリシャはお金を稼いでいけばよいのでしょうね? 非ユーロ圏から観光客を呼ぶしかなさそうですね? たいへんそうですね。 年金や賃金を削減するのは国の債務削減の一助にはなっても、国力強化のエンジンにはなりませね。 これはギリシャに限らずスペインやポルトガルも同じですね。 統一通貨圏というのは、経済がうまくいっているときは良いものの、一度道からそれてしまうと元の位置に復帰するのが容易でないように思えます。 

 『統一通貨圏を維持していくには、圏内の国ぐにの、せめて労働価値観が近いものでないとむずかしいことを示す好事例である』---と教科書に載るのではと想像するこのごろです。 ということで、ユーロはやっぱり崩壊すべき運命だな、たぶん。

 梅棹忠夫はかれの生態史観から「日本は欧州と同じ、アジアなんかじゃない」なんてなことをおっしゃっていましたが、そんな観点でかんがえると、アジア統一通貨圏なんて存立しようもなしというところかな。 国と国の価値観のちがいを表すもの、それが為替の本質だ---なんていったら、ボクをバカにする? 私の苦しまぎれの妄想でした。

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【2012/02/07 23:10】 | 思いつくまま的日記
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yahooの経済ニュースを見ていたら「瀕死のエルピーダに残された『3つの道』」という記事。 雑誌プレジデントの記事のようです。 DRAMメーカーであるエルピーダメモリは4月までに1,700億円超の資金が必要だが自力返済は困難な状況にあるということを述べた上で、生き残るには3つの選択肢しかない---という内容です。

 ところで、エルピーダは米国の半導体メーカー、マイクロン・テクノロジーとの提携協議をすすめていたのは新聞報道でみなさんもご存知でしょう。 けれどマイクロンのCEOが数日前に飛行機事故で亡くなってしまいました。  「エルピーダとの件はコメントできない」などと読売新聞の取材にマイクロンの広報担当者は答えたそうですが、その提携協議のゆくえはその後何も報道されていないようですね。

 マイクロンにとっては潤沢な資金があれば案外ラッキーなことかもしれませんね。 エルピーダの経営権を握ってどんどんリストラしてエルピーダ+マイクロンの工場群のうち採算の悪いところを処分してリストラして、エルピーダの市場を実質的にマイクロンのものにしていけるという意味で。

 エルピーダとマイクロンは業務提携の協議となっていますが、要はカネを出してくれということであって、生産上の合理化効果をお互いに・・・ということではないように思います。 想像ではありますが、エルピーダとマイクロンとでは製造装置のメーカーがちがう=それぞれの製造装置にあう材料も異なる=材料メーカーも別ということでしょうから、自動車のように共通のプラットホームにして生産合理化していく---というようなことは、半導体製造においては困難なのではないかなあ。

 したがって、マイクロンがエルピーダを救うということはエルピーダの市場シェアをマイクロンが買い取ることと同義であろうと想像します。 エルピーダにとってはかなり厳しい条件マイクロンから突きつけられることになるのではなかろうか。

 私が半導体業界のアナリストをやっていたとき、私は半導体や半導体製造装置関係の学会員でした。 私のアナリスト・レポートの材料は、たぶんどの証券会社のアナリストレポートよりも技術面の説明がくわしかったのはそのためです。 狙いを定めたメーカーの技術者の講演がおわったあと、まっさきに話かければ率直にいろんな話をしてもらえます。 その会社が製造につかっている半導体製造装置メーカーについてどんな評価をしているか、他社の半導体メーカーの技術をどうみているか、自社の弱点はなにか---など。 技術者たちはほとんどみなお友達どうしですから、どこの半導体メーカーでも製造装置メーカーでも技術者を紹介してもらえます (でももう今はだめかもね。 なんせSのONY社の技術者が『そうした取材に応ずるべからずというお達しが研究所にでたよ』なんて)。 

 メーカー本社の広報担当者は確実に技術の素人ですから、彼らが話してくれる技術評価なんていいかげんで、ほとんどあてになりませんでしたよね。 そんな状況で証券アナリストはレポート書いて、ファンドマネージャーは投資評価して、投資家は投信を買うんですから、世の中わけわかりませんね。 

 私といっしょに学会で顔をあわせる半導体製造装置メーカーの広報担当者がひとりいました。 この人が唯一、半導体技術の評価が語れる広報マンでした。 自社内では情報とりにくいから学会発表で自分の会社の状況を把握するんだって。 技術認識は私とちかいものがあったと思うのですが、彼はよく私のアナリスト・レポートに文句をつけてきましたね。 「そんなこと書いてくれちゃ、困るんだよね!!」って。 電話でけっこうケンカしたあなた、お元気ですか? 

 そんな取材で知ったことは、日本で有名なあるメーカーの半導体製造装置(回路焼付けの機械)メーカーは半導体の生産技術者には案外不評であったこと。 制振(振動を抑制する)のために機械自体を重くしてるんだけど、そのせいで作業速度は遅いし、エネルギー消費は大きいし、なにしろデカすぎ!! いまもその会社は世界を代表するメーカーですが、そうあるためにはかなりの政治力を発揮していたんだろうなって思わせられました。 私の恩師のいう「あの人は海洋力学者ではなくて海洋政治力学者だったんですね」の業界版だと思いました。 俺って何の話をしようとしていたんかな・・・・・・・

 プレジデント誌はエルピーダに3つの生き残り策を提示しています。①NAND型フラッシュメモリを製造する会社との合併でトータルソリューションを提供する、 ②台湾への本社移転で世界のパソコンボードの生産地に近づくとともに税制のメリットを享受、 ③営業・マーケティングの力の強化---です。 どれも説得性に欠ける案ですが、3つのなかで選ぶとすれば②かなあ。 でも移転するだけの資金とお金はあるかな? 私は台湾半導体メーカーあるいは台湾のパソコンメーカーの資金援助でエルピーダは生き伸びるものの、いずれその台湾メーカーに吸収されるあるいは傘下にはいる---と妄想するんだけど。 

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【2012/02/06 23:26】 | 思いつくまま的日記
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  早いものでもう1年の12分の1が過ぎました。 人生もあっという間に終末をむかえてしまいそうで、なんだかさみしくなってしまいますね。 そう感じるのは年をとったせい。 あなたも感じたでしょ?

 宇宙が生まれてこれまでざっと137億年、地球のそれは46億年、そんな時間をおもうと人間の一生80年なんてほんの一瞬ですよ。 そんな一瞬の時間なんだから、もっと気楽にゆったりと生きていきたいなあ。 

 生き物というのはリレーのようにその生命を子孫に伝えていくんだけど、それはちょうど繊維の束のようなものだな・・・と最近ふと思いつきました。 1本いっぽんの繊維は短くて細いのだけれど、それらがよじられて引っ張られていくうちに、長くて太くて強いロープのようなものになって伸びていくような感じ。 しょっちゅうあちこちで繊維は切れてしまうのだけれど、全体としてみれば連綿とつながっていくんですねえ。 そして歴史がつくられていく・・・ロマンですなあ。 

 地球の半径6400キロメートル、その地球の表面に大気圏の厚みがわずかに10キロメートルですよ。 そんな薄っぺらななかで台風も津波も起きて人は右往左往、しかも人は大気圏の最下層わずか数メートルの厚みのなかで蠢いている---なんてかんがえていくと、日々あくせく動きまわるのさえ、なんだか虚しいようなこっけいなような・・・。 

  宇宙に飛び出した最初のころの宇宙飛行士のなかには、地球帰還後、宗教家になるあるいは宗教的世界観をもつようになったひとがいる---ということを立花隆の本で読んだ記憶があります。 彼らのきもち、とても理解できるな。

 今日から日経新聞の「私の履歴書」、佐久間良子さんですね。 やっぱり美人ですね・・・白黒写真で顔の皺がめだたないせいかな。 彼女は毎晩のように「人魂(ひとだま)」を見たそうですよ。 死んだ人を土葬にしていたころはごくふつうの現象なんでしょうか、じつは私の母も「女学校にかようのにお墓のそばをとおるんだけど、雨の日はいつも人魂がとんでいて、とても気色わるかった」なんて言っていました。 海軍兵学校出の伯父なんか「中学のとき人魂を捕まえようとおもって追いかけて上着でたたき落としたんだけど、そのにおいの臭いこと臭いこと・・・。 いくら洗ってもにおいが取れないから結局上着は捨てざるをえんかった」なんて言っていました。

 お墓からそんなふうに夜な夜なリンが燃えあがるから、肉体は滅んでも魂は生きつづける---なんていう信仰のようなものが生まれたんだろうなあ。    

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【2012/02/02 00:43】 | 思いつくまま的日記
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